ぶていのほめぱげ

※個人の感想です

週末に参加したボドゲ会でソクラテスラをプレイした

先週末、Twitterのフォロワーが定期的に開催しているボドゲ会*1に参加した。 その中で、Twitterで話題になっていたソクラテスラを持ってきた人がいたのでプレイさせてもらった。

このゲームのプレイヤーは優秀な召喚士である。 プレイヤーは過去の偉人を召喚し、ほかのプレイヤーの召喚した偉人を倒し聖杯を手に入れることがゲームの目的だ。 ドコカデキイタコトアルナー

しかし、普通に偉人を召喚できないところがユニークな部分で、召喚できる偉人は何故か右腕・胴体・左腕にバラバラに分解されたパーツとなっている。フシギダナー。 プレイヤーは右腕・胴体・左腕を繋ぎ合せて偉人を召喚する。 各パーツには偉人の名前が刻まれていて、パーツを揃えると変な名前の偉人が誕生するのだ。

例えば、初めてプレイした時に生まれていきなり聖杯を手にしたのは ニコチントン であった。

左腕: ニコラ・テスラ 胴体: ナイチンゲール 右腕: ワシントン フレバーテキストもいい感じにマッチして面白い感じになっていて良いw

プレイ結果

今回は5人でプレイしたので、聖杯を2つ入手したプレイヤーが勝ちである。 他プレイヤーの偉人を全て倒した偉人に聖杯が1つ授与されるので、2体ほど強い偉人を出せば良いことにある。

1回目の聖杯戦争ゲームはみんな初プレイだったのだが、初手プレイヤーが先述のニコチントンを召喚したために、腹筋が崩壊して新たな宇宙を創造しそうになってしまったw ニコチントンを止められるプレイヤーはいなかったためそのまま聖杯をゲット。 また、同じプレイヤーに召喚されたニュンゲールが2つめの聖杯をゲットしてゲームは終わった。 なお、聖杯は足パーツになるのでゲットした聖杯を偉人につけることができる。パーフェクトキメラ偉人!

2回目のゲームを開始。 初手いきなりイベントカードである第三次世界大戦が発動された。 このカードは引いた瞬間に強制的に発動する。 全てのプレイヤーは偉人を一斉に出して戦わせる。 その中で1番強い偉人が聖杯を手に入れることが出来る。 今回の第三次世界大戦では、ナチンンククラテスジャンガメールタソートーナが召喚され、聖杯はナチンンが手にした!チンが強すぎる!

その後、ゲームは進み…

最終的に勝利したのは開闢(カイビャク)のアイスクリン破壊神チンニダルク破壊神チンニダルクは足も含めてフォルムが完璧すぎるw

続いて3回目のゲーム。 初手第三次世界大戦再び!だったが、2人のプレイヤーが同時に出してしまい、この場合どうするかがプレイブックには書かれておらず、また偉人が召喚できるプレイヤーが少なかったために、独自ルールで引き直しを行なった。

3回目のゲームも激しい戦いが続いた…

3回目の勝者はダース始キサッシュ(呼びづらい!)と神殺しのシャーーリン(長音が多い!)の2体の偉人!

ついに最後となる4回目。 4回目ともなるとみんな慣れてきてちょっとやそっとの変な名前の偉人では笑わない。 ただただ淡々とゲームをこなす中奴が突如として現れた…

チンポレディー

これはひどい。 ゲームとはいえ、色々なところに怒られそうな名前である。

そんなこんなで、4回目のゲーム&5回目の召喚にして初めて私の召喚した偉人が聖杯を手に入れ、時間切れによりゲームは終了となった。

感想

笑いの瞬発力がやばいw 偉人の名前を並べ替えて変な偉人を作るって発想がとても面白いと思った。 また、偉人のパーツを並べて召喚して他のプレイヤーの偉人を倒すというのもシンプルでわかりやすくてよい。 ゲーム時間も15分くらいで終わるのでサッとプレイできるのもお手軽で良い! しかし、シンプルさゆえに気になった点もある。

ルールに不明瞭な部分がある

偉人の強さは聖杯に書かれたルールによって決まる。 聖杯のルールは、順番の最後の人からカードがなくなるまで選ぶ。 この時、他の人が選んだカードを見ていいのかどうかがよくわからなかった。 今回プレイした時は独自ルールで聖杯カードをシャッフルすることにした。 また、先に書いた通り初手第三次世界大戦被りの時はどうするの?とか減ったカードの補充をどのタイミングでどの順番でやるのか?みたいなところもある。

まぁ、曖昧なルールをプレイヤー同士で補完してゲームをするというのもボドゲの醍醐味だと思うし、致命的なものではないのでプレイする分には気にならない程度。

召喚できないことが多い

カードは全部で100枚くらいあるのだが、偉人が揃わないことが多い。 初手の人が偉人を揃えて攻撃をするが、1人のプレイヤーしか偉人を召喚できなくて、すぐに聖杯を手にするみたいなことも起きる。 召喚できないと面白くないので、今回のプレイでは独自ルールで、偉人が揃っていない場合、1回に限り任意の枚数の引き直しをありにした。

強い偉人が出ると覆すことができない

強い偉人が出てしまうと、かなり運が良くないとこれを覆すことができない。 そのため、偉人が出た瞬間に勝負が決まることもよくあった。 特に右手に装備できる武器が強力なので、武器装備で来られるとなかなか辛い。 今回のプレイでは、独自ルールとして武器を1度場に出したら手元に戻せないことにした。 それでも、なかなか厳しかったので、例えば左手装備みたいなのを作り、知力と武力を入れ替えるとかそういうカードも欲しくなった。 また、イベントカードも第三次世界大戦しかないので、突発性や偶然性が高くなるような要素を入れるともっと楽しめるようになると思った次第。

*1:正式な会の名前はオフゲ会である。カードゲームはボドゲなのか?みたいな禅問答があったとかないとか。ここではイメージしやすいようにボドゲ会とした