伊藤智彦監督作品のHELLO WORLDを見てきた。 ぶっちゃけ、最初この映画の予告を見たときはタイトルにピクっとなったものの*1そこまで興味はわかなかった。 しかし、いつの時かこの作品がSAOをやっている伊藤監督作品だということを知りかなり興味が湧き、同僚を見に行った次第。
感想としては、一行さんかわいいそしてむずかしい…。
「ラスト1秒でひっくり返る」*2という謳い文句の通り、ラストに出ててきたカットでめちゃくちゃ複雑になってしまった。。
どういうことかというとこの作品は世界線が入れ子構造になっていて、主人公の堅書直実のいる2027年京都の世界(①)と先生ことカタガキナオミのいる2037年京都の世界(②)と、ラスト月にいる直美と瑠璃の20XX年の世界(③)がある。 おそらく①と②は連続した世界線なわけで、①から②にいって①に戻ったことで新しい世界を作り出した。HELLO WORLD。 …なのだが③が出てきたことでとても複雑な構造になってしまった。
仮に①/②と③が連続した世界線なのだとしたら、なぜ月にいるの?とかなんて直実と瑠璃の立場が逆になってるの??とか謎ばかりである。 ①/②と③が非連続した世界線だとしたら、瑠璃が直実を助けるために創造(想像?)した世界なんだろうなぁ。 それでも自分を脳死にさせた理由とかもよくわからなくなる。 ただ個人的には後者の非連続世界線説がいいなっと思っていて、直実が新天地を求めて宇宙に飛び立ったけどなんらかの事故で脳死になり、復活させるために瑠璃が新世界に旅立つようなストーリーを作ったみたいな方がしっくりくるなっと考えていた。
…でもうーん、微妙。書いては見てみたものの微妙だ。 それならば…あれだったら…みたいなことを考えていたら思考がループし、そのうち私は考えるのやめた。
結論: 一行さんはかわいい